佐藤健に加え、最近イヤリングにも興味持ち始めた小6の長女。
既に5組持ってる。そのうちの3組は私が買ってあげるのだが、
1個300円のイヤリング選ぶ長女を少し離れた所から見守ってると、
気になるイヤリング達を手に取り、耳に当て、鏡見つめる彼女の仕草とその横顔は、もう既に立派な女性だった。
ふと、今までに感じたことない感情?感覚?で長女を見てる自分に気づく。
なかなか決めきれず悩んでる様子の長女に向かってゆっくり歩き始める私。
「3つ全部買えばいいじゃん」と、長女の右側に立ち、言い放つ私。
普段私には絶対見せない、言わない満面の笑顔と「ありがとう!」を
長女からもらった。軽くうなずく私。
それから1週間後。
英検の試験終えた長女に、お疲れさんの意味合いでイヤリング買ってやることにした。
2人で行ったイオンレイクタウンMORIの3階おしゃれな小物屋さん。
完成品で1個880円の イヤリング 欲しがる小6長女。
「ダメ!買わない!1ケ300円までだよ!」と私。
長女「パパが買ってくれるって言ったんでしょ!なんで買わないのよ!」
ぱぱ「お前にはまだ高すぎる値段だからだよ」
長女「なんだよ、結局 お金かい!パパはいっつもけち臭いんだよ!だからみんなに嫌われるんだよ!買ってくれるってパパが言ったからついてきたのに、これじゃ~時間の無駄だよ、私の時間返してよね!ほら返して!」と左手指先を私の眼前に突き出してくる。
何でこうも私の神経逆なでするような言葉や態度が次から次へ出てくるのか、(しっかりと、優しく、時には厳しく、常に愛をもって育ててきたつもりだったのに・・・・どうしてこうなっちゃったのか・・・)
ぶち切れそうになる感情をグッとこらえて、その場を静かに離れる私。
その私の背に機関銃の如く悪態浴びせながら続く長女。
少し歩いて、2人してユザワヤ の前通る。
「!」ひらめく私。
長女が欲してたイヤリングに似た部品購入し、
長女の目の前で組み立てる事にする。
長女が欲した880円のイヤリングと見た目全く同じ品が430円で買える。
300円以上だが、まっ、良しとしましょう。
袋から部品出すなど、長女にも少し手伝わせる。長女と私の共同作業だ!
老眼の私、近眼メガネ外し大きく見開いた眼で作業する。
10分ほどで完成する。「どや顔」で長女にイヤリング渡す私。
「すごい!パパありがとう♡。あと、手伝ってあげたんだから、クレープ買ってね!」と笑顔の長女
その後、1枚700円以上のクレープ3枚買わされた。チャン!チャン!