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文化財/習わし 先月、シャーマンを廃業したおばあちゃんの…

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更新日時:2018年11月22日

先月、シャーマンを廃業したおばあちゃんの仕事道具一式。小さな行李に明治中頃の生まれという師匠から譲られたオマモリの首提げと数珠、鉦と鏡と算木をつめた宝箱。この宝箱を背負って、迎えにきた馬やソリに乗って「医者とか産婆みたいに」出動。

12歳で視覚を失い、17歳で住み込みの修行に出て、現役でお勤めした86歳までの思いを込めて本山に奉納。

晴眼だった頃に見た、冬の川面に射す日の光のきれいな風景を今でも大切に記憶し、視力を失ってからも霜を踏みしめた時の感触や音を楽しむ日常。

頼ってくる人に無責任な仕事はできないからと、凛とした、でも寂しそうな表情。

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【備忘録】 /良質な暮らしと無縁。かつ無気力、無趣味の学生が平凡で薄っぺらい日々を振り返り反省するためのメモ帳です。 ズボラで貧乏な現実が期せずしてエコでミニマムなライフスタイルを創出しますが、そこに美意識やこだわりは存在せず、欲望と好奇心を満たすだけのありふれた毎日。 充実した日々とおしゃれで快適な我が家に憧れつつ、一時の面倒を嫌うことで大きな面倒事に溺れ、こたつの中で逃避気味に生きる落伍者です。

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