油跳ね防止パネル コンロ専用パネルのフォトまとめ


キッチン大好き。
~ファッションショー。~
会社関連施設のバックヤード。ここは、色彩のない殺伐とした死んだ空間。
その中に放置されてる鉢植えの植木たち。誰も世話せず、天からの雨粒たちが唯一命の糧。
そんな空間でも、梅雨はやって来る。今日、その空間で、青のアジサイ一つ咲いていた。
「神様の花。」子供の時からそう感じる。
この花じっと見つめてると、静かに、何かを語りかけられてる。そんな感覚をおぼえる。
だから、じっと見つめ返してしまう。「心を奪われる。」とは、この瞬間の事を言うのかな。
ここの鉢植えの花たちは一斉には花開かない。
一つ咲いては枯れる。また一つ咲いては枯れる。先の花が枯れないと、次の花が咲かない。
それはまるで、舞台袖から出てきた1人の可憐なモデルが、大勢の観客の視線集まるステージを独占して歩き、そして、舞台袖に消えていなくなるまでは、次の可憐なモデルは決して出てきてはいけない。そんな暗黙のルールが守られてるかの様だ。華やかな自分だけを見ていて欲しい。そんな気持ちがこの状況を作り上げたのかな。
いずれにしても、鉢植えの花たちにとって、梅雨は年に一度のファッションショーだ!
な~んだ!鉢植えの皆さん、こんな過酷な環境の中でも、ちゃ~んと楽しんでるじゃん♡
みんなの投稿コンテスト「令和元年フォト投稿キャンペーン」~赤い花。~より。
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キッチン大好き。
~雨の日の過ごし方。~
会社関連施設、地下の花壇で朝顔を育てている。
3日ぶりのお世話。地下から空を仰ぐ。今朝は灰色の重たそうな空。少し肌寒く、今にも雨が降ってきそうな匂いが辺りに漂う。就職祝いで母からもらった腕時計外しポッケに忍ばせる。今日は水やりしなくていいかな?そんなこと思いながら花壇を覗き込み苗の様子を伺う。数分と経たぬうちに私の白い半袖シャツの背中でポッ、ポッと雨粒感じる。雑草取りで忙しく動く私の腕のうぶ毛にもポッ、ポッと、雨粒数滴落ちてくる。今日の作業はここまでかな?腰伸ばし、最寄りの庇の下に入る私。トン!・・・タン!・・テン!・・トン!・タン!ツン!と、上の方からにぎやかな歌声聞こえてくる。トン!タン!テン!ツン!テン!トン!近所の古びたアパートトタン屋根に雨粒、衝突する音だ。パラッ!パラ!パラ!パラ!と葉っぱと遊ぶ雨粒たちの歌声も聞こえてる。すると今度は、くぅわ⤴かっ!かっ!雨粒たちの歌声に応える様に、姿見えぬ一匹のカエルが上の方から歌い出す。くぅわ⤴かっ!かっ!するとまた、姿見えない別の一匹が歌い出す、くぅわ⤴かっ!かっ!また一匹、そしてまた一匹、くぅわ⤴かっ!かっ!・・・そこら中でカエル達と雨粒達の合唱が始まる。くぅわ⤴かっ!かっ!、くぅわ⤴かっ!かっ!、くぅわ⤴かっ!かっ!パラ!パラ!パラ!パラ!トン!タン!テン!トン!タン!ツン!くぅわ⤴かっ!かっ!トン!タン!テン!トン!テン!タン!ふと、花壇見てほほ笑む私。双葉と本葉で雨粒めいいっぱい受け止め、ぼよ~ん・ぼよよ~んと、楽しそうに上下に揺れ躍っている朝顔の苗たち。その葉に一匹のカタツムリ、本葉に合わせて上下に揺れてる。地下空間の花壇は歌と踊りで大盛り上がりのダンスホールだ。彼らの楽しそうな歌声とダンスに暫く魅了される私。雨は益々激しくなる。バシャーン!ビシャーン!壊れた雨樋から溢れ出て床に衝突した雨粒たちも参加し始める。それに呼応し、歌もダンスも更に盛り上がる。観客は私一人、半歩庇の奥に入る。
柔らかくよく肥えた土、枯れた草や枝、コンクリートの建物やアスファルトの道、それらが雨に打たれた時に発する匂いと、芽吹いたばかりの植物の青臭い匂いが入り混じり、私の鼻腔を刺激する。そろそろ梅雨入りかな?
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キッチン大好き。
~家族と過ごす時間。~
今年の家族旅行は、下呂温泉と白川郷へ行った。
あっ!という間に過ぎた2泊3日だった。
数年前まで、旅行は家族5人で行ってたが、ある時から4人になり、そして、今回は3人となった。家族といえども、いつまでも一緒に居られる訳では無いって事に、改めて実感した旅行でもあった。
自分が子供の時は、家族と一緒に居られる時間に限りがある事など露ほども想像しなかった。就職の為、実家を離れ東京で一人暮らすことが決まった時に、初めて「家族と過ごす時間の終わり。」を実感した。出発する日の朝、玄関で見送ってくれる母の目をちらっと見て「じゃぁ」って、涙声で言って、振り向き歩き始めた瞬間、涙がこぼれた事を今でも鮮明に覚えてる。あれから約30年近く経った今、今度は、自分の子供たちが、この家の玄関から巣立って行く瞬間をイメージすると、なんだかとても優しい気持ちになれる自分がいることに気づく。
なので、お願いしてる晩御飯の支度を一向に手伝わず、ボーッと口開けてアホ面してテレビばっかり見てる子供達にムカムカ、イライラ、ぶち切れそうになった時は、「子供たちの巣立ちの瞬間」を思い描く様に日々努めている。
さて、長男不在の今回の旅行を次男・長女はどう感じたかな?
受験勉強優先するため、「旅行には行けない!」と、自ら決断した長男に、お土産とお土産話し、たっぷり持って帰ってやろうっと!あとお年玉も!
ぱぱ「おい!長~男!もうすぐ帰ってやるから、勉強しながら待っとれよ!遊んでやがったら、ぶつとばすぞ!⤴」
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キッチン大好き。
~長男・長女・次男~
私のおうちに、自慢できる「物」は、一つもございませんが、
胸張って、自慢できる「者」なら3人ございます!!!
皆、私の命よりも大切な宝です。
(6年前の写真です。子供達にとっての6年間の成長はめざましい変化であり、今現在の子供達の顔は、写真の顔の様な可愛さは無くなり、全くの別人の様です。)
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キッチン大好き。
~肉そば。~
陸上部に入った次男。毎日、砂だらけで帰って来る。頑張ってるみたいだが、朝練に行ってない。
次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!」 ぱぱ「次男よ~何で朝練行かへんねん?」次男「朝は自由参加なんだよ。」ぱぱ「ふ~ん・・・自由参加に参加せえへんの何で?」次男「毎日の中学校生活のストレスで体がめちゃ疲れてるからだよ。」ぱぱ「ほ~ぅ、ストレスねぇ~何かいやな事でもあるんか?」次男「そりぁ~あるよ」ぱぱ「言ってみ♡」次男「嫌だね!」ぱぱ「何でや?」次男「パパは騒ぐからだよ、僕が6年生の時も詐欺師発言で学校に電話したでしょ!あれ、すごく嫌だったんだよね!」ぱぱ「全然騒いでへんわ!お前の担任と冷静に話し合っただけや!」次男「僕はイヤだったの!」ぱぱ「人間関係の事か?」次男「そうだよ!」ぱぱ「・・・学校には電話せんから言えや!」次男「嫌だね!」ぱぱ「晩飯の時は、なんでも話し合うって決めたやろ!」次男「知らない!」ぱぱ「じゃー晩飯喰うなや!」次男「嫌だね!そんなことぐらいでご飯食べるななんてどうかしてるよ!頭おかしいんじゃない?」ぱぱ「あ゛ぁ!?、もう一遍言うてみぃーや!親に向かってアホってどういうこっちゃ!」次男「アホなんて言ってないよ!」ぱぱ「今、言うたやろがぁ!」次男「頭おかしいんじゃない?って言ったんだよ。人の話聞いてます~ぅ?」ぱぱ「ブチッ!!テメー、ベランダ出ろや!⤴」次男「いやだね!」ぱぱ「自ら出ていくか!俺にどつかれながら出ていくか選べや!」次男「どっちも嫌だね!」ぱぱ「立て!グォラ⤴!ほりだしたるわぃ!」怒りでグワッ!と、咲き開いた私の左手の指5本が次男を掴みかかる。サッ!と、上半身を後方に反らす次男。怒りの5本指が空を掴む。次男を睨みつけ立ち上がる私、座ってたイスが後方へすっ飛び聞こえる激突音がスタートの合図。私の反対側に飛び跳ね、さっきまで座ってた自分のイスをバリケードにして私の行くてを阻む。食卓の周りを小走りで素早く移動し、長女の後ろでピタリ!と静止する次男。食卓と長女を挟み対峙する次男と私。「こいつを捕まえるのは無理だ。」直感でそう感じた。ぱぱ「今日はこれぐらいにしといたるわぃ!ありがたく思えよ!」ニヤッとする長女。
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キッチン大好き。
~名前はニャンコ。~
自宅マンション周辺を縄張りにするノラネコがいる。写真の猫とその親猫だ。
かれこれ10年ぐらい前からその2匹を目にしてたが、ここ数年は1匹しか見ない。
名前は「ニャンコ」。誰が名付けたのか今となってはわからないが、いつの間にか我が家では皆そう呼んでいる。
20台ぐらい駐輪できる駅前のこじんまりした駐輪場の端っこの方、トタン屋根の下に、志ある誰かが置いたランドセルぐらいの大きさの白っぽい樹脂製箱がニャンコの根城だ。プラスチック製の赤いエサ用小皿もその脇に置いてある。
その根城は、冬になると毛布が掛けられてたり、夏になると取り除かれてたりと、ニャンコは、周辺住民や駐輪場利用者の何人かの優しい人たちに、かわいがってもらっているようだ。
我が娘、長女ちゃんも常に鰹節を携帯して、学童保育の帰り途中や、晩飯食材の買い物帰りには、ニャンコの根城に立ち寄り、エサやりに挑戦するのだが、あと3,4歩のところで逃げられてしまい悔しがっている。このGW期間中に、ニャンコとの距離を縮めて仲良くなってほしいものだ。
今年のGWは、長男・次男がクラブ活動なので、みんな揃ってのお出かけできない我が家だ。
写真は、自宅マンション裏側通路でフェンス越しに撮ったニャンコ。
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キッチン大好き。
~ 朱空。 ~
この朱空は、夕焼け?それとも朝焼け?
リミア みんなの投稿コンテスト
「なっかん」№3~空さんへ。~
(2018年10月6日更新) より。
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キッチン大好き。
~赤い花。~
真っ赤な花が咲いてる。
鉢植えのその花は、会社関連施設のバックヤードで、ほったらかされてる。
「解体した家の廃材と、その家の主に見捨てられた鉢植えの植木を、混ぜて処分するのは忍びない。」そう感じた工事担当者が、その場限りの親切心で、多くの植木をこの場所に持ってくる。この場所は、高さ2M程のコンクリートブロック塀で囲われ、鉄くず、木廃材、廃タイヤ、廃エアコン室外機等が、太陽光で熱くなった白いコンクリート製の床の上に、乱雑に積まれてる。ここは、殺伐とした色彩のない死んだ空間だ。そのまっただ中に放置されてる多くの鉢植えの植木達、誰も世話せず、ただ、天からの雨水が唯一命の源。そんな空間の中にある、鉢植えの植木の一本が咲いた、「真っ赤な花。」
「我ここにあり!」と、言わんばかりに輝いて見える。
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キッチン大好き。
~仕事途中のレイクタウン見田方遺跡公園にて。①~
あ~晩御飯創るの嫌だ!スーパーで買い物するのも嫌だ!あ~なんも考えたくね⤴
いっその事、心地よい風にのり一気に上空に舞い上がって、この身体全て、あの空の青さに吸収されてぇ~。
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キッチン大好き。
~手作りハンバーグとサバの塩焼き。~
次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!」
二男「パパーこれだよ!僕たちが食べたかったハンバーグは!」
長女「そうだよ!これがいいんですよ♡」
嬉しそうにハンバーグ食べる子供達
ぱぱ「さよか、それは良かった。足らんかったら長男のハンバーグも喰ってもええぞ。」
長女「長男のハンバーグ無くなってもいいの?」ぱぱ「まだあるから大丈夫♡」
実は2,3日前にも、お湯で温めるだけのハンバーグを出したのだが、子供達から猛反発を受けた。
「パパの手作りハンバーグが食べたいんだよ。作ってよー」と、3人ともが言うので、リクエストに応えた。
私が晩御飯創りに携わり始めた頃は、ひき肉とパン粉から作る手作りハンバーグだったが、仕事で帰りが遅くなることが多いいので、ついつい、時間のかからないお手軽ハンバーグを買うようになっていった。その事が、子供たちにとっては随分不満だったようで、私が鍋で、ハンバーグをグツグツ温めている姿を見ては、「なんだ⤵温めるハンバーグか⤵これ嫌だっていつも言ってるのに、も~う⤵今度作るときは、パパの手作りハンバーグにしてよね~」と、がっかりさせていた。その都度、「ま~そう言うなって!このハンバーグだって、ちゃんとした企業が作っとるんやからな!パパのハンバーグよりもずっとおいしいぞ!」と、私。「そんなことない!パパのハンバーグの方がおいしい!今度はパパ創ってよね~」と、言ってくれてた子供たち。
しゃ~ないなぁ~、続ける自信はないけども、今後はなるべく、早く帰宅して、手作りハンバーグを創ってやろうかなっと!
只今、夜の8時35分。長男は朝から友達と遊びに行ったきりで、晩御飯の時間になっても戻ってこない。考えてみたら、我が家には門限が無い。無いと言うより、門限を作っていない。だからと言って、いつまでも遊んでいてもよいはずがないって常識があいつには無いのかっ!今日帰ってきたら少し「喝!」を入れてやろう。
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キッチン大好き。
~初めての経験。~ 前回の続き。
受話器をゆっくり元に戻す。そして大きなため息1つ鼻の穴からゆっくり長~く出す。「パパ~長男どうだった?」ぱぱ「大丈夫!もうすぐ帰って来よるわ!」テレビ見てる次男の横顔に向って言う。もと居た台所まで3歩で戻り、水栓ひねって晩飯の食器を再び洗いはじめる。心臓の鼓動はもう感じないが、心がザワザワし洗い物が手につかない。もうすぐ帰って来る長男に何を言おうか。俺にとって生まれて初めての経験だ。長男もそうだろう。真実はどうあれコンビニトイレのドアノブ壊した事に長男が関わったのは事実だ。自分一人が悪いと言ってる様だがやはり長男一人で壊す事は無いと思う。相手がいるはずだ。脅されてるのか、いや、あいつはそんな卑怯な奴とは付き合わない。しかし・・・。「う~ん、決めた!グチャグチャ言わんと、あいつの言葉をそのまんま信じよう!」一寸して、玄関チャイム鳴り、次男が玄関に走る。「ただいま~」「おう!お帰り!遅いやないかい!」食器拭く手を止めずに長男の顔をまじまじと見つめる。そこには普段通りの長男の顔があった。ほっとした。「ごめんなさい」「おう。・・・腹、減っとるか?」「大丈夫」「・・・ドアノブの件、なんか問題あるか?」「別に。」「・・・お前一人の仕業にしろって無理やり言わされたんか?」「それは無い。あれは僕が完全に悪い。」「ふ~ん。・・・そんなら修理代お前が払えや」「え⤴っ!」「当たり前やろが!緊急工事やから3,4万はかかるやろなぁ~」「え⤴っ!そんなお金持ってないよ~」「さっきのコンビニで雇ってもらえや!」「え~ヤダよ~」「え~ヤダよ~じゃねーよ!じゃー修理代どないすんねん」「パパが払ってよ~」「どっくぞワレ!何で俺が払わなあかんねん。アホかお前は、甘えんなボケッ!。それと、明日、菓子折りもって謝りに行くから、お前も来いっ!とりあえず金は俺が立て替えるから、そのうちに返せや!」「そのうちって?」「もうすぐお年玉入るやろがっ!」「えーっ、だってお年玉は僕のお金だよ~」「だから言うとるんじゃい!自分一人で払うんが納得できんのやったら友達に請求せいや!今、お前の頭ん中に浮かんどる奴に請求せいや!」「誰も浮かんでないよっ!」「さよか、ならやっぱりお前が全額払うのが筋やろが!責任取れや!」「・・・分かった。」「よろしい。」 とりあえず落ち着いたけど、明日嫌だなぁ⤵


キッチン大好き。
~あまカエル~
朝顔のお世話してる時の事。
「ちゃんと育てよ~」と、念じながら、左手で持つホースで水やりしてると、水が落ちてる付近、壁際、草むらの中から、緑の何かが飛び出でて、壁にへばり付きうごめく。「あまカエルだ!」水が土をはじく音に驚いたかな?タイル貼りの壁を真上へ、真上へと、カエルは逃げ急いでる。カエルを目で追う私の顎も、上へ上へと上がっていく。「リミアだ!」そう思った。ホースから吹き出る水はそのままに、カエルから決して目を外さず、背広やズボンが濡れぬ様、水先を気にしながらホースを慎重に右手に持ち替え、ゆっくりと腰を屈める。タイルの床の上にホースをそ~ッと置く。上げた顎に上目遣いも加えてカエルを視界にとらえている。そして、水が吹き出すホースから、ゆ~っくりと右手離した次の瞬間、水の勢いでホースがひとりでに不規則にうねりだし、右足の革靴とズボンの裾を水飛沫が襲う。だけど、私の意識はカエルにあり、そんなことは気にしない。私の腰高まであるタイル貼りの花壇のヘリに左足をかけ、タイルの床に残した右足つま先の裏側に込めた、めいいっぱいの力を「よいしょ!」の掛け声で、いっきに床に叩きつけ、花壇の腰壁一発で登りきる。芽吹いたばかりの双葉達を踏まぬ様、注意してカエルのもとに急ぐ。花壇の柔らか~い土に革靴が、ゆ~くり、ゆ~くり沈み込む感覚が、これまた心地よし。小さく4,5歩歩く。目の前のカエルは、私の胸の高さで小休止。カエルを見る私の顎も下を向く。胸ポッケから携帯電話つまみだし、割れ目に親指ググっと差入れ、バカッと縦に2つに開きカメラモード。右背後からそ~っとカエルに近付き、携帯のレンズをカエルの面前に持って行くが、気配を察したカエルはレンズを避ける様に左斜め上に再び逃げ始める。カエルを追いかける携帯のレンズ、更に左に舵をきるカエル。そんなカエルと私の攻防が2,3度続く。「シャッターが押せない。」その場をいったん離れ、カエルの警戒心が緩むのを待つ私。10数秒後、恐らくこれが最後のシャツターチャンス。カエルを見る私の顎は少し上を向いている。これ以上登られると175㎝の私では背が届かなくなる。息を殺してそ~っと、そ~っと。カエルに近付く。「お願い・・動くな・・・・・・・・・パシャリ!」
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キッチン大好き。
~自分で・サンドウィッチ~
長男・次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!!」
ぱぱ「お~い、ハムばっかし喰うな!レタス喰え!ハム1枚にレタス2枚や!」次男「パパ⤴レタス大きすぎるよ~どうすればいい?」ぱぱ「手でちぎって喰いやすい大きさにしろや!そんなんいちいち聞くなや!」長女「パパ⤴ハム1枚じゃ味しないよ~、4枚入れてもいいですか?」ぱぱ「んん~、2枚にしとけ!」長男「パパの前にあるの何?」ぱぱ「コンビーフや」長男「何それ?」ぱぱ「知らんのかい?肉の缶詰や」長男「変なにおいするね」ぱぱ「東日本大震災の時に買った非常食や、めっちゃ古いけど、味見したから大丈夫や!」長男「何の肉?」ぱぱ「知るかい!お前も喰うか?」長男「うん食べる。」 ぱぱ「これは、トースターで焼くからちょっと時間かかるぞ、かまへんかー?」長男「いいよ」ぱぱ「おい!そこのマヨネーズ取ってくれ!卵焼き食べろよ!ぱぱのお手製やぞ!全然食べてへんやんか!」長女「この卵焼き味しないですよ~」ぱぱ「だから何やねん?その卵、濃厚やから味付してへんけど、どうや!いつもの卵と違って濃厚な味やろ?」二男「別に~ケチャップ付けてもいいですか~」ぱぱ「そんなん自分で決めろや!いちいち俺に聞くな!」二男「だってぱぱ、勝手にマヨネーズかけたら、まずは何もつけずに食べろって怒るでしょ!」ぱぱ「怒ってへんわ!おいしい食べ方を教えてやっとるんや!」ぱぱ「おい!そこにバナナ置いた奴誰や?バナナ挟む気か?」長女「違うよ!パパ、いつもデザート置いてるでしょ?だから置いたんだけど?」ぱぱ「それはどうもお気遣いありがとうございます。」ぱぱ「おいっ!長男!お前バナナ、パンに挟んで喰え!」長男「いゃだね」ぱぱ「あぁっ!!!しまった~忘れとる~」二男「なんだよ~」ぱぱ「ポテトサラダ!冷蔵庫に入れっぱなしや!なんか忘れてると思っとったら、お前らに食べさそう思って昨日の晩に創っといたのに。チクショー!お前ら~今からポテトサラダ食えよ!」長男・二男・長女「無理、お腹いっぱ~い」ぱぱ「そんなこと言うなよ!せっかく創ったのに。お前ら、パパのお手製ポテトサラダ大好きやろ!」長男・次男・長女「そーでもない。」ぱぱ「・・・さよか~。」
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キッチン大好き。
~下呂温泉にて。~
温泉寺の境内巡りも、一通り終えた。あとは、段数の決着だ。
階段最上段で3人が並ぶ。眼下には、豆粒ほどの大きさの4、5人が集団で階段降りて行くのが見えた。長女「パパ~ここは、1でいいんだよね?」ぱぱ「ちゃうわ!0や!ここから最初の一歩で、「トン!」って降りたところが1やで!わかった?」次男・長女「わかった!」次男・長女・ぱぱ「ぜろ~、い~ち、に~・・・に~じゅう」広めの踊場に着く。長女「に~じゅういち、に~じゅう・・」ぱぱ「おいおい!なんで踊り場なのに数えるん?」長女「だって歩いてるもん!」ぱぱ「いやいや、歩数を数えるんとちゃうで、段数を数えるんやで!」長女「えっ!そうなの!最初っからそう言ってよね!も~う、ぱぱのせいだよ!謝ってよね!」「何でやねん!俺、悪くねーよ!」その時、私達の後方から階段降りてくる人の気配あり。振り返って何気なく見たら、私達を叱った男性だ。私は、子供たちに目くばせする。その意味が分かった子供達は、一瞬で凍り付いた。私は、男性に追い越される際、軽く会釈したが、男性は私たちに目もくれず、そのまま降りて行った。私達は、男性との間に安心な距離が開く迄の数秒間程度、お互い顔を見合わせニャリとし、無言でその場待機した。男性が豆粒ほどの大きさになったところで、私達は再び数えながら下り始める。・・・170、171!, 172!!ぱぱ「そらみろ!パパが正解や!すごいやろ、褒めろ!」次男「すごいね。」ぱぱ「もっと褒めろ!」長女「お腹減った~早くお昼御飯食べさせてよ!」ぱぱ「は~い!」長女が見た飛騨牛入りのカレー看板を探すが見つからず。それに私、方向音痴なので、どの道歩いて来たのかもよく覚えてない。結局、お目当ての店見つからず、空腹と歩き疲れで、子供達、道端に座り込んでしまった。その時の1枚。ぱぱ「ほんまに看板見たんかい?もう、飛騨牛いらんやん。喰えればなんでもええんちゃうの?」
長女「飛騨牛の看板見たよ!他の店嫌だ!それならコンビニの方がいい!」ぱぱ「え~っ!ここまで来てコンビニ弁当かよ!」しかし時計は既に16時過ぎ。結局、あと2時間ほどで始まるホテル夕飯の事も考え、コンビニの牛肉入りおにぎりを一人一個ずつ、道端でむしゃぶりつき、あっという間に食べた。
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キッチン大好き。
~台所と食事テーブル。~
随分昔、私が小学校の1、2年生の頃、鼻歌交じりで晩御飯を創るお母さんの後姿を見ていたら、幼いながらにも、幸せを感じていた。それ以来、台所は幸せな場所。そんなイメージが私の中にず~っとある。だから私は晩御飯創るときは鼻歌を歌う。
晩御飯食べながら、その日あった、うれしかった事を皆の前で話せば、皆、自分の事の様に喜ぶ。また、面白かった事を話せば、唾が飛び散るぐらいに大口開け、皆で笑い合う。一方、長男・次男・長女の問題行動等を皆で真剣に話し合えば、言われた本人は、時には怒って、怒鳴って、もの投げて割って、驚いて、ふてくされて、食事途中にもかかわらず子供部屋に逃げ籠ってしまったり・・・。あとは、私。会社から帰り、休む間もなく台所に立ち、急いで晩ご飯の支度してる時、ぼーっとテレビ見てる子供達にイライラし、何度、怒鳴りつけた事か。また、晩御飯の献立が思いつかず、決められず、晩御飯の事を考えるだけで憂鬱になる日々も多々ある。台所には、いろんな思いが入り混じる。
しかし、それらは、決して、決して、決して、永遠に続くわけではない、ある時期が来れば、子供達は一人減り、また一人減り、そして最後には皆、巣立ってしまう・・・・・なんだか悲しくなる。でもそれは当然の事で、
喜ばしい事だ。そうならない状態の方が、問題を抱えているのかもしれない。
でも、そんなことはどうでもいい事だ。考えてみたところで、どうにかなるものでもない。だから私は、今日もこの台所で、鼻歌交じりで晩御飯を創り、このテーブルで子供達との会話を楽しめるよう、努力を続ける。
私は、そんな台所と食事テーブルを皆様に見てほしい。そして、私の想いを、皆様に知ってほしい。キッチン大好き。
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キッチン大好き。
~豚キムチ野菜炒め。~
私「ただいま~」長女「おかえり~」テレビ見てる長女。ぱぱ「長男次男は?」長女「次男はパパの部屋で寝てる~長男は勉強してる~」勉強部屋のドアーを開けると部屋は暗く、机の明かりだけで勉強してる長男。高校初の中間テストが今日終わった長男。ぱぱ「おい!帰ったぞ!」長男「おかえり⤵」と元気ない声。ぱぱ「部屋の電気つけろや、目、悪くなるやろが!」等と言ってたら長男君、急に机にうつ伏せ、声をころして泣き出した。冗談?いや違う!ぱぱ「エエーーーッ!!お前どないしてん!なんで泣いてるん?」私の問には答えず、今度は、ウワ⤴ン、ウワ⤴ンと大声で泣き始めた。ぱぱ「何や!いったい何があったんや言うてみい!」長男「言わない⤵」ぱぱ「どつくぞお前!俺が言えって言ったら言わんかい!」机にうつ伏せたままの泣いてる長男を横から両手でギュ~ッと抱きしめる私、背中広いなぁ~。長男「なんで僕はテストでいっつもうつかりミスしちゃうんだろ~わかってたのにぃ~ウワ⤴ン」ぱぱ「しょーもなっ!よぉ~そんなどうでもええことで泣けるよなぁ~」長男「どうでもよくないよ~100点の自信あったんだよ~ウワーン」ぱぱ「知るかボケッ!お前が一番大事にせなあかん事は、本命高校に不合格した時の「悔しい気持ち」やで!その気持ちを幹として持ち続けることが一番大事なんや!あとの事は枝葉や!大した事ないわい!あん時の悔しさ覚えとるか?」長男「覚えてる」ぱぱ「なら大丈夫や!・・・腹減ってるか~」長男「まあまあ減ってる。ぱぱ~暑いから離して~」ぱぱ「おう!悪い 今から晩飯創るから手伝えや!」
長男・次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!!」 長男「あ~テスト終わった~月曜日からテニスできるわ~パパ⤴明日の日曜日公園でテニスしようぜ!」ぱぱ「アホかお前は、普通に仕事しとるわ!」長男「夕方でいいからさ~」ぱぱ「できるかボケ!俺の仕事、何や思っとるんや!」長男「この前したじゃん!」ぱぱ「この前って?」長男「僕と次男が公園でテニスしてたらパパ、緑のフェンス乗り越えて公園に入ってきたでしょ。パパが背広でテニスした時だよ!」ぱぱ「あ~あ、あん時かぁ~、あったなぁ~・・・じゃぁ~時間あったらな!」
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キッチン大好き。
~静寂。~
6年前の写真です。寝静まる子供達。
この光景を見る瞬間が、私にとって至福を感じるひと時です。
「あ~今日も一日頑張った。みんな~明日もよろしくね♡。」
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(子供達にとっての6年間の成長はめざましい変化であり、
今現在の子供達の顔は、写真の顔の様な幼さは無くなり、
青年の顔つきとなり、全くの別人の様です。)


キッチン大好き。
~名無しの料理②~
晩御飯の準備も一通り終わった頃、長男「パパ~僕もうすぐ出るから」ぱぱ「えっ?何処行くん?」長男「塾だよっ」ぱぱ「あれっ?今日だっけ?飯食う時間あらへんやん、何時に帰って来るん?」長男「10時半だよ」ぱぱ「じゃあ~晩飯喰うのは帰ってきてからか?」長男「そうだね」ぱぱ「腹減ってるやろ?」長男「いや、あんまし減ってない」ぱぱ「しかし塾始まんのおっそいのぉ~もっと早い時間帯は無いんか?」長男「あるよ、でもクラブ終わってから塾行くからどうしても遅い時間帯になるよ」ぱぱ「そやなぁ~。もし、塾の帰り道で変な奴が近づいてきたらダッシュで逃げるんやで」長男「分かってる」ぱぱ「逃げる時も車道側に飛び出すな!車にはねられたら元も子もないからなぁ~」長男「分かってる」ぱぱ「暗い道は通るな、明るくて大勢人の歩いてる道を通って帰って来い、わかったな!」長男「分かってるって!」数分後、家を後にする長男。玄関から共用廊下側に半身だけ乗り出して、長男がエレベーターに乗り込みドア閉まり姿見えなくなる迄見送る心配性の私。(そう、私は過度の心配性。)長男「じゃ~ね~行ってきま~す」ぱぱ「おう、行って来い!気を付けてな!」長男のいなくなった殺風景な共用廊下を照らす蛍光灯が必要以上に明るく感じる。夏の期間だけ共用廊下の隅っこで飼ってるガラス張りの水槽に入った亀2匹。発泡スチロール製の箱を水槽の上部に置き、明かり除けにしてる。それでもまだ明るいのか、水面から頭を出し、そ~っとこちらの様子を伺ってる2匹のカメたちを視界の端に捉えながら玄関ドア―をゆっくり閉め、3つある鍵の内1つを閉めて、食卓に戻る私。
ぱぱ「さぁ~飯喰うぞ!今日は次男が仕切れ!」次男「めんどくせ~パパが仕切ってよ!」ぱぱ「お前がやれ!」渋々従う次男「はいっ!手を合わせてくださいっ!おい長女!しっかり手を合わせろよっ!」
次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!」
ぱぱ「お~い!肉ばっかり食うな!野菜喰え!長男に肉残しといたれよ。肉1に野菜3喰え!」
長女「パパ~魚の身とってよ~」ぱぱ「甘えんな!自分でやれ!因みにパパは魚はお箸で食べません!かぶりつきます。ニャ~ォ、カブッ!」鼻で笑う次男と長女。
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キッチン大好き。
~見当違い。~
2年前の10月、生まれたてのニホンイシカメ2匹、ペットショップで購入した。名前はビーナス♀とケローネ♂。私が名付けた。ビーナス♀の方がケローネ♂よりも体が少し大きく、見分けがついた。
飼い始めた頃は、親指、人差し指で作る輪っか程の大きさで、重みなどはほとんど感じなかった2匹。毎朝エサをあげ、たまにマンション共用廊下を散歩させる。夏は2日に一度、春と秋は10日に一度、水槽の水を入れ替える。(冬は冬眠してもらうので水は入れ替えない。)
今では、2匹とも私の手の平の半分程の大きさにまで成長し、重みもしっかり感じる。2匹体の大きさはほぼ同じになり、見ただけでは区別できなくなった。
子供達には、カメの飼育を通して、生き物を飼う事の難しさや喜びを感じてもらえるはず。と、思い込んでいたが、全くの見当違いだつた。この2年の間、子供達は亀には指一本触れていない。飼育にもほとんど携わっていない。「家の中に入れないでよっ!キモッ!こっちに持ってこないでっ!」「パパが勝手に買ってきたんだからパパが世話してよねっ!僕たち絶対世話しないから!」 ・・・だとさ。
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キッチン大好き。
~女優のたまご。~
2019-8-15
東名高速上り、御盆休みの帰り道、どこかのサービスエリアにてトイレ休憩の時、だまし絵の前でポーズする長女。
長女「パパ~写真撮ってよ~」
ぱぱ「ん~~ん、そんな棒立ちしとったらあかんわ~全然それらしく見えへんわ!もっと気持ちを入れて役になりきれよ!もっと全身使って表現してみろやっ!お前は今、必死にロバと帽子の取り合いしとるんや!大事な帽子取られてたまるかっ!って感じが微塵も伝わってこうへんわ!」
私の意見を聞いた長女、勢いよくこちらに振り向き、「キッ」と、私を睨みつける。「だったらお前がやってみろよ!」とでも文句言いたそうな雰囲気が私にストレートに伝わってくる。
ぱぱ「そうや!それや!その表現や!私怒ってますって感じがものすんごく伝わってくるで~!その調子でもう一回帽子の取り合いやってみなよ!」気を取り直したのか、もう一度チャレンジする事にした長女。
ぱぱ「おおっ~!それやっ!いいね~いいね~、やればできるやないかい、それなりに見えてきたわ~、いいねぇ~その足の伸ばし方最高やねぇ~」長女「パパのバカ!早く撮れ!このポーズしんどいんだからね!」ぱぱ「はいは~い、よしっ!動くなよっ!動くなよって言ってるの!」長女「早く撮れ!」ぱぱ「はい!チ~~~~~~~ズ!」パシャリッ!!長女「わざと時間かけたでしょっ!どうせリミアに載せるんでしょ」ぱぱ「ピンポーン!」
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キッチン大好き。
~田んぼのススメ② (深呼吸)~ (田んぼのススメ①農道からの続き。)
水田に住む生き物たち眺めるのも程々に、再び橋に向けて歩む。
私は、ちっちゃな橋・用水路の真上に立つ。
目の前に広がる風景を漠然と眺め、脳を開放する。
水色の空・かすれ雲・水面揺らし、吹き抜ける青田風・稲の葉擦れの音、耳に心地よい。・とうとうと流れる用水の碧水・畦の湿った土やそこに生える雑草たちの匂い。
目から耳からそして、鼻からも水田を感じる。「うれしい!うれしい!!うれし⤴い!!!」
私は両手を高~く掲げ、Vの字に開き空を仰ぐ。
鼻の穴めいいっぱい広げ、目の前に広がる風景全て吸い込む勢いで、
「すうぅぅぅ~ううぅぅぅ~~ううぅぅっ~~~~」と、3段階に分けて大きく深呼吸一つする。
そして、胸パンパンになるまで膨らんだら息止めてっ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ううっ!)・・・・・・(ガマンヤ!)・・・・ (もうあかん!)ブッファァァ~~~~~~~つ。」
吸い込んだ以上の空気の量を、鼻やら口やらから、小粒の唾と同時に絞り出す。
そしてまた大きく深呼吸。
「すうぅぅ~ううぅぅぅ~~ううぅぅっ~~~~・・・・・・・・・!ブッファァァ~~~~~~~ッ。」
「すうぅぅ~ううぅぅぅ~~ううぅぅっ~~~~・・・・・・・・・!ブッファァァ~~~~~~~ッ。」
「すうぅぅ~ううぅぅぅ~~ううぅぅっ~~~~・・・・・・・・・!ブッファァァ~~~~~~~ッ♡」
「はああぁぁぁ♡~~~~~~~~~心地よし~~~~心地よし。」
(田んぼのススメ、③へ続く。)
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キッチン大好き。
~ビーズ~
毎週、月曜と水曜は、「100均巡りの日」と、長女が勝手に名付けて、学童保育からの帰り道、
私を、ダイソー、キヤンドゥー、セリア等の100均や、たまに、ユザワヤや一丁目一番地等の駄菓子屋等に連れて行き、ビーズを購入させる日々が2,3カ月はつづいた。
そうやって時間をかけて買い集めたビーズを、晩飯後の片付け終わった食卓に広げて、らんらんと輝く瞳で、まじまじと見入っていた長女が、携帯電話いじっている私に喋りかけてきた。
長女「ね~パパ~、写真撮ってよ~」
ぱぱ「何の写真?」
長女「ビーズ、綺麗に撮ってよね~」
ぱぱ「はーい!OKー」ビーズの配色や配置、光の反射具合等を考慮して、いろんな角度から「パシャリ」と、10枚ぐらい取った中で、長女も認めた最良の一枚です。
ぱぱ「ところで長女ちゃんよ~、しょっちゅうビーズ買ってるけど、なんに使ってるの?」
長女「図工」
ぱぱ「こんなに長時間かけて作品を作らないでしょう?ビーズ誰かにあげてるの?」
長女「あげてないよ!」
ぱぱ「じゃー無理やりに取られてるとか?」
長女「取られてないよ!なんでそんなこと言うのよ!」
ぱぱ「じゃ~交換してるとか?」
長女「それはある。」
ぱぱ「やっぱりあるんか!お前が3個出して、相手が1個とか?」
長女「だって私のは、100均だけど○○ちゃんのは100均じゃない、高級なビーズなんだもん。」
ぱぱ「ん~~そ~かもしれんけど、パパとしては、あんまし交換してほしくないな~、でも、まぁ~いいっか!今度100均じゃないお店行ってみる?」
「うん」と、嬉しそうに言う長女。
ぱぱ「そやけど、100均の様に、たくさんは買えないよ。い~ですか?」
長女「は⤴い♡」
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なっかん and キッチン大好き。
~北京鍋と唐揚げ。~
唐揚げは、買ってばかりで作ったことがない。理由は、残った油の保管が面倒だから。
母は、油の入った揚げ物用鍋を流し台下の収納庫の奥で保管していた。その油鍋の表面は油でベットリしていて不衛生だった。幼かった僕は、その鍋のベットリ感に抵抗があり、触りたくも、見たくもなかった。やがて私が晩御飯を創る様になってからもやはり、油鍋の保管はいやだった。「唐揚げ食べた~い。」と子ども達に催促されると、スーパーで買ってくるのがほとんどだが、たまに、小麦粉つけた鶏肉を、フライパンで焼いた「なんちゃってから揚げ」を創っていた。
しかし今回は、油で揚げる本格的な唐揚げを創った。 きっかけは、鍋底まで凹の我家の北京鍋を使えば極少量の油で唐揚げができ、油もほぼ残らないと気づいたからだ。少量油での揚げ物は火災の危険性が高まることは知っているが、そこは8年晩御飯を創ってる私の家事力で容易にクリアーできるとの自信がある。
「今日の晩御飯は、から揚げにしょう!」早速、調理に取り掛かる。鶏肉入れてた半透明のカサカサビニール袋に、一口大に切った、たくさんの鶏肉一挙に詰め込んで、「から揚げ粉」全部投入する。あと、フ―ッと息も吹き入れて、ビニール袋の口、グルグルねじて閉じて、バレーボールぐらいに膨らんだ袋を、両手でしっかり挟み込む。程よく押し返してくる空気の弾力を両の手の平で感じながら、具材の入った袋を私の胸の前で上下に不器用に振り始める。鶏肉と、から揚げ粉が満遍なく絡む様子をイメージしながら暫く振ってると、不器用だった振り方も次第にリズミカルになり、体全体を使って袋を揺らすようになっていた。そして、「そろそろいいかな~」と思った時、「ポン!」の、乾いた音と共に、目の前が突然白くなった。が、両手の振りはすぐには止まらず、その後も数往復続くのだが、さっきまで感じてた、程よい空気の弾力は無い。代わりに、手の動きに少し遅れて、裂けたビニール袋が上下に揺れていた。唐揚げ粉をまき散らしながら。何が起きたか、まだわからない。ふと下見ると、から揚げ粉が程よく絡んだ鶏肉が、調理台やら床に、無残に横たわっていた・・・・・。私の家事力は所詮この程度である。
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キッチン大好き。
~鰆の塩焼き。~
長男・次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!!」
ぱぱ「次男!昨日お前に渡した散髪代の2,000円、お釣り返せ!」
次男「長男に渡した」長男「何言ってんだよ!知らねぇよ!」次男「預かっといてって渡したよね?」
長男「預かってない!パパに直接渡せって言ったよ!」次男「嘘つくな~」長男「お前が嘘つくな!」ぱぱ「君たち、一体どないなっとんねん?」次男「ぱぱー長男が嘘つく」長男「嘘なんかついてねーよ!お前が嘘ついてんだろっ!僕は預かってない!」次男「嘘つくな!受け取っただろ!お前受け取っただろ!」長男「受け取ったけど返したよ!」次男「ほらっ!パパ聞いた?今、受け取ったって言ったよね!さっきまでは、受け取ってないって言ったのに、ほ~ら、嘘ばれた~」長男「すぐに返しただろつ!嘘なんかついてねぇよっ!こいつむかつくー!」
ぱぱ「次男、お前何で長男にお釣り渡すん?」次男「僕が持ってたら無くしそうだったから」
ぱぱ「ふ~ん、おい次男!パパは、お前に2,000円渡したんや、俺にお釣り返すんはお前や、長男とちゃうぞ! わかってるんか」次男「分かってる」ぱぱ「もし、長男からお金もらえなかったとしても、パパにお釣り返すんは、お前やからなっ!長男ちゃうぞ!お釣り!今日中にお前が俺んとこ持って来いよ!分かったな!俺は、おめーから金取り立てるからなっ!」次男「・・・分かった」ぱぱ「あと、長男!お前バカか!前もお前に言ったよなぁ~!金はトラブルの元やから、貸し借りの時は後で揉めんように記録残すなりしっかり対応しとけよって、なのになんやこのザマは!お前がシツカリしとらんから次男に揚げ足取られとるやないかい!世の中いろんな奴おるぞ!次男みたいに簡単な話わざとややこしくしといて、ぼーっとしとる奴から金巻き上げる奴なんか、わんさかおるわい、お前なんか真っ先に狙われて将来大損するぞ!しっかりしろや!」長男「はい。」ぱぱ「はい!分かったら飯食べましょ♡」
23時の風呂上りの私。子供達はみな寝てる。冷たいお茶飲もうと台所へいく。ふと、食卓見ると私の席に500円玉一枚と50円玉一枚。それと、グチャグチャの散髪屋のレシートだった。真相、あえて聞くのはやめておこう。
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キッチン大好き。
~GWど真ん中。~
次男と長女の3人で都内に出た。地下鉄銀座線を銀座駅で降り、地上へつながるB7出口のエスカレーターに乗る。銀座は仕事で来る街であり必ずこのB7を利用する。このエスカレーターで地上に出てまず目にするのは「メゾンエルメス」の建物だ。さりげなくブランドを身にまとった素敵な人達が入店する度にドアマンがドア開閉のサービスを行う。地上に押し出された私達の前に迫るメゾンエルメス。ぱぱ「おい次男、今からあの建物に入るぞ!ドア係の兄さんがドア開けてくれたら、ありがとうって言うんやぞ」次男「分かったけど、あそこで何するの?」ぱぱ「飯食うぞ!」納得した次男、エルメスに向かって真っすぐ加速し私達から離れていく。私と長女は歩みを遅らせ90度右折しながら目だけは次男の背に残す。次男が入口に差し掛かった、ドアマンが次男と同じ目線の高さ迄サッと屈み込み一言二言のやり取りを次男と交わす。次男は振り返りキョロキョロと私を探す。その目には戸惑いと焦りがあった。私は「こっちや⤴」と、大声で次男を呼び大きく手招きする。私を見付けた二男は犬の様に猛ダッシュでやって来た。ぱぱ「どうやった?」次男「どちら様ですかって聞かれたから名前言ったらお兄さん困ってた。」ぱぱ「ふ~ん♡」次男「パパ~ご飯どうする?」ぱぱ「後で喰うか」とだけ言い放ち本来の目的地の外車ショールームに向かう。今後仕事で関係するので店の雰囲気が知りたかった。適当に店内写真を撮り30分後には店を出た。その後は銀座を適当に歩く。銀座の店は混んでいて値が高いイメージがあり、昼飯は地元に戻って食べると予め決めていた。が、子供達はジュースが飲みたい、パスタが食べたい等とのたまわってくる。「はい。はい。」と適当に返事し、裏通りの自販機でジュースを買ってやる。帰りの電車、適度に混んでたが子供達は座り、私はドア脇の縦長手摺にもたれ揺れていた。途中の停車駅で小さな子の手を引いた若いお母さんが乗ってきて私の前を通り過ぎた。と、すぐに「ありがとうございます。お兄ちゃんが席譲ってくれたよ、ありがとう言おうね♡」と、先程の若いお母さんと思われる声が私のすぐ後ろで聞こえる。そして、次男が私の前に照れ臭そうに逃げてきた。次男と目が合うも、お互い無言で窓外を見ている。
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キッチン大好き。
~肉じゃが~
朝、次男と長女に、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎの皮むきを頼んでおいた。次男と長女に包丁持たすのは怖いので、具材を切ることまでは頼まない。
夜、帰って来ると、皮の剥けた野菜がテーブルの上にあった。
「ありがとう!助かるわー」鍋を取り出し、油を垂らし、コンロに火をつける。急いでエプロン着て、表面少し乾いたニンジンと、まだ凍ってるブタバラ肉を素早く叩き切り鍋に放り込む。次にジャガイモを切り始めたところで手が止まった。何か変?まな板上のジャガイモをまじまじ見て気づいた。少し乾いたジャガイモの表面が、ところどころ大きくエグレていた。他のジャガイモも、やはり同様にエグレていた。ハッ!とした。テレビ見てる長女に声かける。「お~い長女、ジャガイモの表面エグレてっけど、お前がやったんか?」「知らな~い」と、長女。じゃぁ~次男か?そう言えば次男がいない。「次男どこ行った?」「パパの部屋で寝てる~」「ふ~んさよか、あっそうか、今日はサッカー教室の日だ。」いつもは、サッカー教室から帰ってきたら、シュートを決めた事を自慢げに話し、その後は俺のベットで寝てしまう次男。よほど疲れるのだろう。今日は、私の帰りが遅くなり自慢話は聞けなかったが・・・。
私がスーパーで買う品物は、だいたい割引品を買う。今回のジャガイモも確か半額だったし、買ってからも少し時間がたっていたので芽が出ていたのだろう。以前、芽が出たジャガイモの処理の仕方を、子供たちの目の前で実演した事が一度だけある。包丁の柄の近くの刃の直角の部分でこういう風にするんやで~って。それを覚えていた次男がしてくれたのだろう。サッカーから帰ってきて、眠たい目をこすりながら。次男よ!ありがとう。今は起こさず、自然に起きてくるまで寝かせておいてやろう。そして、起きてきたらチューをしてやろう。
長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!」
「パパ~ラーメンじゃないけど、ラーメンみたく長いやつ無いの?」「?・・しまった!糸こんにゃく買ってくるの忘れた。ごめ~ん許してくれ!」「いいよ!今度忘れないでね~」「はい!承知いたしました!」「長女ちゃん、ところで、肉じゃが、うまいっすか!」「まあーまあー!」「・・・それは良かった。」
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~さよなら平成。~
メガネの小渕元首相が平成と書いた色紙持ってテレビに出た平成元年、私は兵庫の高校3年、妻は埼玉の高校1年。その2人が平成6年に東京で出会って平成10年初デート、平成14年に結婚し、翌年に長男、平成18年に次男、平成21年に長女が産まれた。いろ~んな事が、こいつらと日々あった。そして平成30年の夏頃、リミアと出会い写真投稿が始まりもうすぐ1年になる。
写真の短冊は、小4の長女が2年前の七夕に書いたもので、写真は携帯電話にずっと保存している。
2年前の平成29年七夕、18時ちょっと前、学童保育のお迎え時、教室からでてきた小太りおばちゃん先生が「長女ちゃんのパパさん!見てあげてください!」と、さも私に見させたかったのか、先生としては超忙しい時間帯なのに、わざわざ私を七夕笹のある場所まで誘導する。途中、私を認めた長女が、私めがけて一直線に飛び込んできて私の腰にシッカリ抱き付いた。私は長女を引きずり歩きながら先生の後に続く。そして、「これ、長女ちゃんが書いたんですよ~」と、私の背丈ほどある笹に、紐でくくり付けられた赤、黄、青、緑など、数ある短冊の中から私の目の高さ程の位置にあった長女の書いた短冊を探し出し、指でつまんで私に示してくれた。私は先生に軽く会釈し、先生が指でつまんだままの長女の短冊を黙読した。そして、一寸の間その文章から目が離せずにいた。ニコニコ顔の先生は長女の文章を好意的にとったのだろうが、私は内心ドキッとした。他人に見られたくない、取り去ってしまいたいと思った。微笑む事など出来なかった。ようやく私は目を落とし、私の太ももに抱き付き私を見上げるニコニコ顔の長女の目を私は複雑な心境で見つめた。教室を出、長女の黒いランドセルを右肩に引っ掛けた私は、未だ薄明るい校庭の端っこを長女と手をつなぎ家路をゆっくり歩く。さっきの短冊の文章、長女がどんな気持ちであの文章を書いたのか知りたかった。でも・・聞けなかった。私の想像する「長女の想い」とは全く違う「長女の想い」で、あの文章を長女が書いてくれている事を願った。
長女「パパ~そんなに強く握らないでよ~手痛いでしょ~」ぱぱ「いいの♡」
平成は変化と選択の連続だった、間もなく始まる令和も、変化を楽しんでやるぞ!
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~ブタ丼とポテサラ~
昨日、長男の本命公立高校の合格発表日でしたが、ダメでした!あんなに頑張って勉強してたのに・・・残念。しかし、いつまでもガックリしてられません!夕刻までに、滑り止め私立高校の高額入学金を納めなければならす゛(トホホ~)、昼の休み時間、会社を抜け出し、銀行へダッシュしました。がっぽりと入学金取られたんで、気分的に今夜は、回転すし行くのやめました。代わりに国産牛丼を家で食べようかとも考えたけど、国産豚丼にしました!当日の晩、長男・次男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!!」
ぱぱ「長男!まずは、朝した約束どおり、家に帰ってきてくれてありがとうな!」長男「うん」ぱぱ「友達2人は合格したのに、自分だけ不合格した気分どう?。」長男「悔しい。」ぱぱ「うん!その悔しい気持ち、今のお前の最大の武器やで。合格した奴らに今、その武器、あらへんで!不合格のお前にしかあらへん武器やで!わかるか?」長男「うん」ぱぱ「高校生活でその武器、使うか使わへんかは、お前次第やで。俺の言ってる意味、わかっとんのか?。」長男「うん」ぱぱ「よしっ!。長男君!滑り止め私立高校入学おめでとう!我慢してたテニス、高校で思っきり楽しんでください。以上です!さぁ~食べよ!食べよ!」二男「パパ~、野菜ばっかしで、肉一切れしか入ってないよ~、肉と野菜のバランス悪いよ~」ぱぱ「ほしかったら自分で入れろや!俺は、オメーの召使とちゃうぞ!」長女「パパ~、糸こんにゃく多すぎますよ~」ぱぱ「だから何だよ!そう思ったら、自分でお鍋に戻しなさいよ!」二男「パパ~豚丼の味、全然しないよ~」と、醤油をドボドボ入れやがる次男。ぱぱ「お前!何やっとんねん!お前が味見したんやろが!うまい!うまい!って言うとったやろが」二男「あの時は、糸こんにゃく入れる前だったからだよ。」ぱぱ「たいして変わらんやろが!おい!パパのポテサラも喰えよ!お前ら大好きやろが~」長男・次男・長女「・・・・・。」
ぱぱ「ええっ!なんで沈黙なん?どういう事?まだ冷蔵庫にいっぱいあるんやで!ポテサラ食ってくれや~、喰わんと、明日も明後日も、無くなるまで、出続けるぞ~」
意外と長男が落ち込んでなくてよかったです。さぁ⤴学費稼ぐぞ⤴
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キッチン大好き。
~焼きシャケと野菜炒め。~
二男・長女・ぱぱ「せーのっ!いっったぁ⤴ だぁ⤴ぁっきっ まあ⤴すっ!!!」
二男「パパ~、シャケに骨あるよ~」ぱぱ「魚やぞ!あるに決まっとるやろ!」長女「パパー骨取って~」ぱぱ「自分で取ってください。」長女「なんでよ~ケチ!」ぱぱ「魚をきれいに食べる女性は、もてるんやで~」長女「嘘だね、パパは、そう言って、私に骨を取らさせようとしてるんでしょう、ばれてんだから。」ぱぱ「嘘じゃないよ、ぱぱも、魚をきれいに食べる女性好きだもん。魚、グチャグチャに食べる女の人は、美人でもやっぱり嫌だもんな~」長女「ふん!」ぱぱ「ところで、今日なんかいい事あった?」次男「なにも無い」ぱぱ「なんかあるやろ?あいつむかついたとか、勉強難しいとか、好きな女と喋ってうれしいとか」次男「6時間授業で疲れた。」ぱぱ「何ぬかしとんねん、疲れんの100年早いわ!」ぱぱ「長女は?」長女「体育が楽しかった!」ぱぱ「体育の授業は何やってるの?」長女「ドッチボール。逃げるのが楽しい~」ぱぱ「ボール、キャッチできるの?」長女「できない」ぱぱ「じゃ~逃げるの専門か?最後はどうなるん?逃げきれんの?」長女「無理、ボール当てられる!」ぱぱ「ふ~ん、優しく当ててくれるのかな?」長女「ううん!思いっきりボール当てられる。ここ、痣できたんだ~」と太ももを見せる長女。ぱぱ「なにっ!どこー!うわぁーほんまや!どこのどいつや!パパの大事な長女ちゃんにボールぶつける奴は、どつきまわしたるぞ!名前教えろ!」と、拳を握りしめ、大げさに叫ぶ。「大丈夫だよ⤵」と困惑気味な長女の顔が、これまた面白い。「僕も痣あるんだ~」と次男。ズボン脱ぎ、パンツまで脱ぎ、私に尻を近づける次男。ぱぱ「来るんじゃーね!飯喰っとるんやぞ。」昔よくクレヨンしんちゃんの真似をして私に尻をこすりつけてきた次男と長女。パシーン!「イッテ⤴!」と、片目をつむった次男の顔、白い尻に、赤くて大きなもみじが張り付いた。ぱぱ「おいっ!飯喰っとるんやぞ、やめてくれやー」と、笑顔の長女とぱぱ。ぱぱ「お前はホントおもろいの~!」この楽しい晩御飯のひと時に長男はいない。塾で勉強の毎日だ。しかし、それもようやく今月で終わる。
2月28日ついに、長男本命の高校入学試験日だ。
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キッチン大好き。
~よっ!久しぶりっ!~
会社関連施設、地下の花壇で朝顔育ててる。
5月24日に種を蒔き、その後は、3,4日ごとに水をやり・草むしる。皆、順調に育ち、蔦が伸び始めてる苗も多数ある。この前、葉っぱの上で踊ってたカタツムリ、今日はお見かけしない。どこ行ったんだろう?と思いながら、花壇の中に立ち入って、朝顔の蔦這わせる為のネット張り作業する。すると、どこからか、一匹のカエルが私の目の前の庭園灯の頭にピョーンと飛び乗ってきた。「うおおおっっっ!!」と、思わず大声、後退り。心臓ドキドキドキドキ!の俺「お前!この前のカエルやろ!」と、思わず大声早口でカエルに確認する。「・・・」と、目玉キョロリ、私と目が合う。「あっ!リミアだっ!」急ぎ、二つ折り携帯電話胸ポッケから取り出し、割れ目に右手親指ぐっと刺し込み、液晶画面跳ね上げ、素早く写真モードON!カエルの顔ドアップが撮りたい。携帯をカエルの正面に持ってく、カエルは素直には撮らしてくれない。豆腐1丁程度の広さの庭園灯の頭を、携帯の無い方、無い方へ、意外と早く左へ歩き逃げるカエル。逃げるカエルを追う携帯、更に左へ逃げるカエル・追う携帯、更に左へ逃げるカエル、「やっぱお前!この前のカエルやな?久しぶりやなぁ~」カエルの進路を予測し、右回りで待ち構える携帯。自分の行き先に既に携帯ある事に気づいたカエルは一瞬で覚悟を決めたのか、何の躊躇なく、ピョーンとその場からこっちへ向かって飛び跳ねた。「うぎゃーっ!!」と、怒鳴り声あげる私。庭園灯の頭から飛び跳ねたカエルは、近くの、何かの植物の蔦に飛び移る。しかし、カエルの両手両足の全部が、蔦をシッカリと掴んでいるわけではなかった。蔦を改に掴みなおそうとする瞬間、カエルの移動が止まる。今の携帯の位置はベストポジションではない。携帯は、カエル正面に持って行きたい!しかし、0.01秒後のカエルの動きが読めない。考えを改める私!「カエルがじっとしてる今こそがベストショットだ!チャンスを逃すな!!パシャリ!よしっ!」の0.01秒後、ピヨ~ンと蔦から飛び跳ねたカエル、草むらの中に姿を消す。「あいつの名前、今日から゛ぴょん吉!゛にしよう。」
会社関連施設の地下の花壇、新たな身内が増えた。「また会えるといいな。」
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